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2014年8月 4日 (月)

折れない新人の育て方/船戸孝重、徳山求大

Photo ある会社の営業セクションでのこと。営業部員の人事異動に伴い、顧客の担当替えが行われた。会議の席で、「Aさん、君はBさんから引き継いで、下期から大手のX社を担当してくれ。Bさんは新たにベンチャー系の中小企業を担当してほしい」と課長が指示した。
 すると、入社一年目のBさんは、「嫌です」と即答。
 課長が「何でだ?」と尋ねると、Bさんは悪びれることもなく答えた。
「そのお客様を担当しても、私の成長につながらないからです」

「会社は君の成長のためにあるわけじゃないんだよ!」と突っ込みを入れたくなるようなシーンだが、当の上司は、あまりの驚きに声が出ず、二の句が継げなかったという。

上記の事例、私の関与先でも同じような新人がいるという話を聞く。

昔だったら、「こんなやつは使い物にならん」と切り捨てたのだろうが、今はそういうわけにはいかない。

今、日本は若者が減ってきている。

これからはもっと若者は少なくなってくることが予想されている。

そうすると、企業としては、これまでは「使い物にならん」と切り捨てていた人材も上手に育成していかなければ、企業自体が存続できなくなってしまう。

「そこそこ人材」であれば、その人材を戦力にできるかどうかは企業の責任という時代がすでにきている。

上記の事例であれば、この新人「成長したい」という思いは持っているわけだから、あとは指導の仕方でどうにでもなるような気がする。

たとえば、一見無駄だと思えるような仕事が後から振り返ってみると自分の成長につながっていたという経験は誰にもあるのではないだろうか。

それを丁寧に説明し、伝えてやれば、仕事に対する姿勢も変わるのではないだろうか。

時代が変われば、価値観や考え方が違うのは当たり前。

そのうえに立って新人を育成していく。

それがこれからは必要とされるのではないだろうか。

今、企業に問われているのは「育成力」ではないかと思う。

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