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2014年8月31日 (日)

会社に行きたくない/牟田武生

Photo ここで忘れてはならないのは、新型うつ病の人は、そのような自分の状態を、悩みながらも、心地よく思っているのは、まだよいのですが、中には悩みがないのにうつになる場合もあります。自分は心地よいのに、家族や他人からは怠けだと批判される。だから、うつ病だと診断されることは、彼らにとって実は好都合である場合も多いのです。
 彼らは、「これで親からうるさいことを言われずにすむ。」「のんびりとこれからは好きなことを心おきなくできる」と胸を張ります。
 極端な場合は「そうか、自分は精神病なんだ。もしかしたら、障害者年金が貰えるかもしれないし、これからはのんびり好きなことをやって暮らせることが保証されたようなものだ!」と内心喜んでいたりするケースさえあります。

新型うつが社会的な問題になっている。

問題は、外から見ると単なる怠けに見えてしまうこと。

主な症状は次の通り。

抑うつ気分の継続はなく、仕事中はうつ的気分になり、私生活では元気に過ごせる。

欠勤しても自分が悪いという罪責感があまりなく、この状態になったのは、会社が悪いからだといった世間や他人に責任を転嫁する傾向がある。

仕事に失敗すると、習ったことや教えられたことがないと主張し、責任を転嫁する。

他人との人間関係が上手くいかないと、自分に合わせてくれない相手が悪いと主張する。

そして、逃げ場がなくなったり、追いつめられると、自分はうつ病であると主張する。

実際、医者にかかると「うつ病」と診断されてしまう。

うつ病と診断されると、会社を辞めずに、傷病手当や休暇をもらい旅行などに出かけ自由に元気に過ごすことが多い。

「ふざけるな」と言いたくなる気持ちもよくわかる。

この状態を甚だ疑問だと考えるのは私だけではないはずである。

しかし、彼らは堂々と「うつ病」の診断書を会社に提出する。

でも、これを病気ととらえていいものだろうか。

本来は、社会性の欠如と人間関係のスキル不足として考えなければならない問題ではないだろうか。

私は医師ではないので軽々と発言することはできないのだが、そんな気がする。

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