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2014年8月11日 (月)

人間における勝負の研究/米長邦雄

Photo 世の中には、人間の知識や論理では解明できない「不可解な力」があります。ことに、私のように「勝負」を生業としている者は、そう感じざるをえません。ただし、それがどれくらいの比重を占めるのか、どれほどの大きさがあるのかを正確に測ることはできません。しかし、相当に大きな「力」が存在し、私たちは、それにずいぶん影響を受けて生活しているのではないでしょうか。
 

勝負はカンとか運とか、そのような科学的に証明できない「不可解な力」によって決まってしまうことが多い。

こうした不可解な「力」を感じたとき、人間の対応には、二つのタイプがある、と著者はいう。

一つは、そういうわけのわからない「力」は、偶然の産物であって、それについて考えたり、思い悩んだりするのは馬鹿げているとして、これを無視する人。

もう一方は、不可解ではあるけれども、何かが存在することを認め究明しようとする人、だと。

おそらく、一流と凡人との差はこんなところに現れてくるのであろう。

一流と言われる人は、たとえそれが「不可解」と思われるような力であっても、それを無視するのではなく、そこに何かあるのではと究明を始める。

そして自分なりの確固たる考えを持つに至る。

事実、著者は「カン」についてかなりの紙面を割いて持論を展開している。

このこだわりが人を一流に引き上げるのであろう。

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