年収300万円の残念な働き方/鈴木康弘
喫茶店や居酒屋の店員さんにタメ口で「コーヒー!」などと注文する人がいます。私の経験上、そういう人は100%、ビジネスパーソンとしてはダメな人です。
「できる人」は「スミマセン、コーヒーいただけますか?」と丁寧な言葉を使えます。
著者は、リクルートのキャリアコンサルタントとして、また、転職Barの店主として1万人以上の人生相談にのってきたという。
それだけの人と会って話すと、どんな人が年収が上がるのかがわかるというのも頷ける。
その中で言っているのは、相手の気持ちを考えることのできない人は、結局は就職しても出世はできないし、年収も上がらないということ。
世の中にある仕事の99%は、誰かがやりたくないことを代わりにやることでお金を貰う。
人助けをして、お給料を貰うのである。
どんな会社にも、お客様である顧客がいる。
だから会社は、その顧客を人助けすることができる人を社員として採用する。
言われてみれば当たり前のことなのだが、このことがわかっていない人は意外と多いのではないだろうか。
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