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2014年9月22日 (月)

転換期の日本へ/ジョン・W・ダワー、ガバン・マコーマック

Photo 拉致が重大犯罪であるということは言うまでもありません。しかし、朝鮮戦争の終戦協定がいまだに結ばれず、北朝鮮の緊張が長期に継続しているなかで起こったことです。かつて日本や韓国の政府の手で実行された拉致と搾取が、北朝鮮の拉致とそれほど異なるものではないという事実も考慮に入れて問題を見た方が良いと思います。一九三〇年代と一九四〇年代に、何十万人という朝鮮人労働者と慰安婦が皇国日本のために強制的に奉仕させられたことはよく知られています。

本書の共著者の一人、ジョン・W・ダワーは、『敗北を抱きしめて』という作品でピュリツァー賞を受賞した著名なアメリカの歴史学者。

もう一人の著者のガバン・マコーマックは、東アジア現代史、日本近現代史の研究者として京都大学などで客員教授も経験したオーストラリアの歴史学者。

本書を読むと、欧米の知識人の日本に対する見方に、東京裁判史観およびサンフランシスコ体制が大きく影響を及ぼしていることがよくわかる。

彼らのような知識人であっても、日本に対する見方はかなり偏見に満ちている。

上記抜書きにも、今問題となっている慰安婦問題が取り上げられているが、おそらくこれが欧米人の常識的考え方なのであろう。

しかし、これも日本が積極的に情報発信してこなかったことによる。

今は情報戦争の時代である。

日本の主張や考え方を、世界に向けて、戦略的に発信していくことが求められているということではないだろうか。

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