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2014年10月 6日 (月)

コンプライアンスが日本を潰す/藤井聡

Photo ところが、こうした日本人の精神そのものが、今、根底から壊され、2000年の長きにわたってこの日本列島の上に生息し続けてきた「日本という一つの生き物」が、今まさに息を引き取ろうとしているのです。そしてその崩壊に大きく貢献しつつあるもの──それが、「コンプライアンス」なのです。

「コンプライアンス」とは「遵守」とか「従順」ということ。

普通の言葉で言えば「従う」ということ。

では何に従うのか。

本書で著者が挙げているのは、「日本国憲法」であり「新自由主義」。

例えば、日本国憲法。

今の憲法は、当時日本を占領していた一部のアメリカ人たちが、彼等が理想とする社会を築き上げるために書き上げたもの。

ところが「自由・平等・博愛」を象徴的なキーワードとする彼等の理想と、現実の「日本」との間は大きく乖離している。

ではその場合、どうするのか、他国が作った憲法に「コンプライアンス」するのか?

そうではなく、憲法が日本の国体と大きくかい離しているのであれば、憲法を変えるべきではないのか。

そういう議論が起こって当たり前なのだが、それがなかなか進まない。

今の日本、「コンプライアンス」という言葉が独り歩きしているような気がする。

政治の世界でも、企業経営の世界でも「コンプライアンス」という言葉が伝家の宝刀のように使われる。

そうするとそこでみんな思考停止してしまう。

この風潮、何かおかしい。

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