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2014年10月18日 (土)

仕事と組織は、マニュアルで動かそう/内海正人

Photo_2 うまくいっている会社は、業務が円滑にまわっていく「仕組み」を持っています。これは、会社という大きな単位に限らず、部署やチームといった単位で仕組み化しているということです。「仕組み」を使って人や業務を動かしているのです。

私の顧問先はすべて中小企業である。

その特徴は、一言で言えば、仕事が「人」に依存しているということ。

もっと言えば、仕事が属人化しているということ。

その人にしかできない仕事があるということは、会社としては非常にリスキーなことである。

なぜなら、その人が抜けたら仕事が回らなくなるから。

また、その当人も有給休暇が取れない。

会社にとっても本人にとっても決して良いことではない。

中小企業にとって必要なのは、「特定の人に依存しない仕組みを持つ」こと。

そしてその仕組みの一つがマニュアルである。

マニュアルがあることによるデメリットもあるが、ないことによるデメリットの方が中小企業でははるかに大きい。

マニュアルがないと、

業務を教えるのに先輩社員がつきっきりで教えないといけないので時間と労力がかかる。

教える先輩社員によって自分自身が考えた教え方で伝えるため、新人のスキルにばらつきが発生する。

先輩社員、個人の思い込みが大きく反映され、業務の範囲が把握できなくなる。

個人個人での伝承がベースのため、非効率な仕事をしてしまう。

従業員のスキルをはかる基準ができず、従業員評価が主観的になる。

会社の統一感や一体感が生まれず、業種によっては個人事業主の集まりといった印象を外部者に植えつけてしまう。

等々、数々のデメリットが発生する。

中小企業にとって「仕組化」は次のステップに進むための必須条件ではないだろうか。

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