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2014年11月10日 (月)

経営は何をすべきか/ゲイリー・ハメル

Photo 思うに、人間の持つ最も価値あるものは威厳であり、農業ほど豊かな威厳をもたらす天職はない。思うに、人格の基礎をなすのは勤勉さと素朴に汗を流すことだろう。思うに、農業は苦難と落胆が付き物であるにもかかわらず、地上で最も誠実で尊敬すべき暮らし方だろう。

本書は、理念、イノベーション、適応力、情熱、イデオロギーの五つについて、それぞれ独立した章で書かれている。

その中でも、経営には理念が重要であるとし、農業の例を挙げている。

働くことの基本は、勤勉さと額に汗することであると。

近年の金融資本主義は、これを否定する考え方である。

つまり、人が働くのではなく、お金に働いてもらおうという考え方である。

資本主義にはこのような面もあるのだろうが、これが中心になってしまったとき、経済はおかしくなっていく。

金融資本主義は必ずバブルを生み出し、やがてそのバブルははじける。

今更もとに戻ることはできないのだろうが、今の世界経済がこのようなもろい土台の上に立っていることを知るべきだろう。

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