図で考えるとすべてまとまる/村井瑞枝
実は、図にはある一定のパターンがあります。いったんそのパターンを覚えてしまえば、図は驚くほど簡単に書けるようになるのです。
頭の中だけで考えるとこんがらがって理解できない事柄も、図で考えると意外と簡単に理解できる、ということはよく体験する。
また人に説明する場合も図に書いて説明するほうが説得力が増す。
できれば、それを自分のスキルとして身に付けたいと常々感じていた。
著者によると、図にはある一定のパターンがあり、それらを覚えてしまえば、意外と簡単にわかるという。
そのパターンとは、
①モノゴトを分解して考える「因数分解のパターン」
②モノゴトを分類して考える「マトリックスのパターン」
③頭を整理する「表のパターン」
④比べることで良いものを際立たせる「比較のパターン」
⑤時間を可視化する「線表のパターン」
⑥アイデアをシンプルに伝える「コンセプトのパターン」
⑦モノゴトの流れを捉える「プロセスのパターン」
以上の7つである。
一つ一つはそれほど難易度は高くなく、またすでに使っているものもある。
身に付ければ大きな武器になりそうである。
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