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2014年12月 8日 (月)

悪人/吉田修一

Photo 一人の人間がこの世からおらんようになるってことは、ピラミッドの頂点の石がなくなるんじゃなくて、底辺の石が一個なくなることなんやなぁって。

ある日、保険外交員の若い女が殺害された。

ここからストーリーは展開していく。

印象に残ったのは、この殺人事件にかかわった人たちのことが、それぞれの立場で描かれていること。

殺された女、その女の友達、殺した男、その男を愛した女、殺しのきっかけを作った男、殺された女の両親、マスコミ・・・等々、

様々な視点で描かれている。

あの時、どうしてあのように行動したのか?

それぞれに理由がある。

正当化できないような身勝手な理由であっても、その人なりの理由がある。

そして、そのことで悩み、苦しみ、迷い、悲しむ。

誰が「悪人」なのか?

そんなことを作者から問われているようだ。

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