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2014年12月23日 (火)

恋のすれちがい/呉善花

Photo やがて私なりにわかったことは、日本人には心の内面を直接表現することを避けようとする傾向が強く、多くの場合、間接的な表現に触れてその奥行きを探りあう、感じあうということをやっている、ということだった。その点韓国人は、嬉しい、悲しい、辛い、苦しいなど、感じるままの情緒に乗せて、心のうちをストレートに相手にぶつける傾向が強い。日本人としては、日常的に耳にするには、強すぎ、重すぎ、また生々しすぎる表現をぶつけられ、かえって自分の言いたいことが言えなくなってしまうのだと思う。

先日、内閣府が行った調査で、韓国に「親しみを感じない」と答えた人が66%となり、昭和50年の調査開始以降、最も多くなったというニュースがあった。

確かに近年の従軍慰安婦の問題で悪化しているのはよくわかる。

本書を読んで感じたことは、そもそも日本人と韓国人とは感情表現が全く違う、

これでは分かり合えることなどできないだろう、ということ。

心の内面はいくら言葉で言っても言いつくせない性質のものだ。

だから人は互いの心を察しあおうとするのだが、そこに文化のちがいがかかわってくる。

お互いが近づけば近づくほどうまくいかなくなる。

これが現実であるならば、それを認めて、お互い距離を置く。

これが一番の解決策のような気がする。

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