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2014年12月 2日 (火)

心を揺さぶる語り方/一龍斎貞水

Photo_2 芸の道というのは奥深いもので、十代の頃から修業を続けてきて、一般の方々が定年退職される年頃になって、ようやく本当に一人前と認められるようになります。

話し方の本というと、ノウハウものという印象が強いが、本書はむしろ話すことの本質について書かれている。

話すことは誰でもできる。

しかし、普通に人と同じレベルの話し方をしていたのでは当然お金をもらうことはできない。

やはりひと味もふた味も違ったものでなければ人はお金を払わない。

講談師という仕事、一人前として認められるのは60歳位になってからだいう。

「我々から見ていて、お客様がもっとも拒絶反応を示すときというのは、はっきりしている。らしくない話し方をするやつが出てきたときです。」

「話術というのは、人間の中身が伴って初めて価値が出るものです。逆の言い方をすれば、その人の人間性を表すものの一部が話術です。」

「本当にその人の心から出ている言葉には、直接的に相手の心を動かす力があります。それに近いものを自分の中に養うことが大事です。」

何でもスピードを要求される今の世の中、このような芸の世界に生きる著者の言葉は、他にはない重みがある。

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