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2015年1月 7日 (水)

金融腐蝕列島Ⅱ呪縛(上)/高杉良

Photo「大銀行のトップが、愛人の旅館の女将に貸出しをさせて、それが弱みになって、川上や小田島に乗じられる。こんな公私混同がゆるされるんですか。こんな腐り切った銀行が、存在する意義があるんですかねぇ。朝日中央銀行は保たないんじゃないんですか。銀行は社会的信用機構とか経済の血液とかいわれてるが、反社会的勢力に与するような朝日中央銀行は、淘汰されて当然と思いますが」
 北野がうつむき加減に、低い声で答えた。
「ごく一部のトップの姿勢には疑問があります。佐々木もその一人かもしれません。しかし、九九・九パーセントのACBマンは、不正を憎んでいますし、ACBの存在意義を信じています。わたしたちは、ACB再生のために身を挺して、頑張ろうと思ってます」

東京地検での検事とのやり取りの場面が印象深い。

ほとんどの社員が真面目に一生懸命働いているのに、一部の人間が不正を働いた。

ほとんどの企業不祥事はこのパターンである。

しかし、そのごく一部が問題なのである。

バブルに踊った頃、多くの金融機関がこれと似たようなことに手を染めていたのではないだろうか。

事の大小の違いはあるものの。

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