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2015年1月24日 (土)

ミッドウェー海戦 第一部 知略と驕慢/森史朗

Photo ミッドウェー作戦の図演資料に敵情分析があり、米海軍機パイロットの実力として、
「搭乗員の技倆は一般に低劣で、その戦力はわが海軍の六分の一、特に雷撃はほとんどできないと判断される」
 との一項がある。
 おどろくほどの見くびった評価だが、その根拠となったのは源田航空甲参謀の判断と推察される。日本機一機で十分に米軍機六機と対抗しうる――何をもってこのとほうもない優越感を抱いたかは不明だが、たしかに零式戦闘機は優秀で中国戦線では圧倒的な勝利を誇った。だが、米海軍グラマン戦闘機との本格的対戦は未知の分野である。はたして一対六の対決が互角の戦いであるのかどうか、まもなく結論が出ることであった。

戦いは油断した方が負ける。

上記抜書きを見ると、日本は明らかにアメリカを見くびっている。

真珠湾攻撃の勝利がそのようにさせたのだろうか。

そしてその代償はあまりにも大きなものとなった。

人間とはなんと愚かな存在なのだろうか。

驕慢と萎縮、これをシーソーのように行ったり来たりしている。

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