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2015年2月14日 (土)

イシューからはじめよ/安宅和人

Photo 「理解することの本質は既知の2つ以上の情報がつながること」

本書を読んで一番印象に残ったフレーズはこれ。

読んだ瞬間、「ナルホド!」と思った。

私たちは日々多くの情報に接する。

しかし、それらがすべて自分の記憶にとどまるわけではない。

しかし、触れた瞬間、「ナルホド!」と思った情報はしっかりと記憶にとどまる。

つまりこれが「理解する」ということ。

これは脳科学的にも、マイクロレベルの神経間のつなぎ、すなわちシナプスに由来する特性として「つなぎを何度も使うとつながりが強くなる」ことが知られている、という。

たとえてみれば、紙を何度も折ると、折れ線がどんどんはっきりしてくることに似ている。

これはヘッブという人が提唱したことから「ヘッブ則」と呼ばれているという。

何度も情報のつながりを想起せざるを得ない「ナルホド!」という場面を繰り返し経験していると、その情報を忘れなくなるというのである。

「理解する」ということがやっと理解できた。

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