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2015年2月12日 (木)

「長生き」が地球を滅ぼす/本川達雄

Photo_2 戦後のたった六〇年間で寿命が一・六倍にもなりました。延びた部分は自然状態では見られないものであり、生物学的には積極的な意味をもたない期間です。いわば「おまけ」。そこでこの部分を「おまけの人生」と呼ぶことにしましょう。次世代の生産に当たらない年寄りが長生きすれば、子供の食糧を横取りして食いつぶし、結果として自分自身の子孫の数を減らしてしまいます。これは生物学的には大変に困ったこと。「おまけの人生」は子孫に対して「うしろめたい人生」でもあるのです。

生物学者の著者によると、多くの生物は生殖活動を終えたら死んでいくという。

つまり、生殖機能を失った生物は、生物学的には生きている意味がない。

だから死んでいく。

唯一、例外なのが人間。

人間は、子供を産み、子育てを終え、生物としての使命を終えても生き続ける。

だからそれは「おまけの人生」なのだと。

でも、これからの日本、「おまけの人生」を生きる人がどんどん増えていく。

生物学的にはあり得ないことがおこっているのだから、地球がおかしくなってもあたりまえなのかもしれない。

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