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2015年3月 8日 (日)

日本人の99%が知らない戦後洗脳史/苫米地英人

99 会議の最後、吉田茂は、日本から持参した英文のスピーチ原稿を読む予定であった。ところが、アメリカ代表団のウィリアム・J・シーボルトによって、その原稿はチェックされ、シーボルトらが書き直したものを吉田は読まされていたのだ。(中略)
 そんなことよりも、この原稿チェックにはもっと根本的な問題が潜んでいる。チェックするほうも、されるほうも、そうすることが当たり前で、なんの疑問も持たないルーティン・ワークになっていることが恐ろしいのだ。当時の日本人の中に〝なにをするにもまずはアメリカのチェックが入ってから〟〝とりあえず、アメリカの言うことに従っておけばいい〟といった意識が骨の髄まで染み込んでいるから、なんの疑問も持たないのである。

サンフランシスコ講和条約での吉田首相の演説は、アメリカによってチェックされ、訂正されていた。

このことが戦後の日本の立場を象徴的に表している。

つまり、日本人は日本を日本国だと思っているが、連合国はそう思っていない。

彼らにとっての日本はいまだに大日本帝国のまま。

国連憲章に敵国条項がいまだに残っているのは、海外から見た日本は大日本帝国のままだから。

これが著者の主張。

確かに、これは当たっていると思う。

そうなると、改正すべきは憲法よりも、まずは国連の敵国条項だという著者の主張にもうなづけるものがある。

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