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2015年3月12日 (木)

知らないこと、できないことに価値がある/晝馬輝夫

Photo とことん究明するか、ごくごく普通程度の当り障りのないやり方でお茶を濁しておくか、ここに差が表れるのです。

ヒッグス粒子、ニュートリノ等、歴史的大発見に大きく貢献、「世界初」を生み続ける企業「浜松ホトニクス」

例えば、昔、この企業では一流大学を優秀な成績で出てきた新入社員に仕事はじめとして「タマ洗い」をしばらくやらせてみたことがあるという。

「タマ洗い」とは光電子増倍管などの光電管に使うガラス管を、毎日せっせと洗う作業。

当然、不満や疑問が生まれる。

しかしそれをやり続けることによってガラスの果たす役割、ガラスがいかにきれいであるかが、そのうえに作られる光電管の感度を左右する光電面の電子の微妙な動きを決定的に左右するのだということを体感する。

つまり、単純に見えることであっても実は奥が深いのだということがわかる。

これが長い研究者としての人生の大きな財産になる。

どんな単純なことであってもとことん究明することによって新しい発見がある。

とことんやることの大切さはこんなことを通して学ぶことができるということであろう。

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