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2015年3月13日 (金)

「うつ」は病気か甘えか。/村松太郎

Photo 邪道も時代が変われば本道になる。なにしろ時代は「患者様」である。「様」がつくのは顧客だ。患者が「患者様」として扱われることを望むのなら、それは顧客として扱われることを望むということであり、つまりは自らが市場の一部になることを望んでいるのと同じである。となれば病院の側も意識改革が必要だ。いかにして顧客を多く獲得するか。いかにして市場を拡大するか。妙案がある。主観至上主義に基づいて「病気でない人」を顧客にするのだ。そうすれば市場は一挙に何倍にも膨れ上がる。主観至上主義の仮面を剥すと主観市場主義の顔が現れる。

「うつ」は病気か?単なる甘えなのでは?

これは現代では禁句になっている。

表だってこんなことを言おうものなら、「本人の苦しみをあの人はわかっていない」と攻撃される。

しかし、禁句とは本音でもある。

禁句とされている言葉の中に本質が見え隠れする。

確かに「うつ」の患者がいることは確かなこと。

しかし、それにしても近年のうつ患者の増大は異常である。

この現象の裏には病院の側の間違った「患者様観」と「主観市場主義」がある。

本人が「うつ」だと訴えるので、「患者様は神様」と言わんばかりに「うつ」という診断をプレゼントする。

こんなことが起こっているのも現実ではないだろうか。

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