仕事に才能はいらない/金田博之
実は最初に任されたDM発送の仕事に手を抜かず懸命に取り組み、工夫を加え効率化したことで、私は入社1年目に「社長賞」をいただきました。「悔しい!」という気持ちが、雑用のような仕事でも、工夫しながら懸命に取り組み、付加価値をつけるという、心のもち方(マインドセット)につながったのです。
著者の言っていることは、仕事の基本さえ身体で覚えてしまえば、これといった才能や特技がなくても、会社から信頼され、より大きな仕事を与えてもらうことができる、というもの。
例えば新人の時、責任のある仕事を任せられるはずがない。
多くの場合、単純な仕事である。
しかしそこで腐ってしまっていい加減な仕事しかしないか、
それとも創意工夫して成果をあげるか、
それによってその後が決まってしまう。
著者がいう仕事の基本とは
第一に、雑用のような仕事でも、与えられた仕事には全力で取り組む
第二に、プライドを捨てあらゆる人に教えを請い、いいところを真似る
第三に、視点を変え「もっといい方法はないか」と工夫し続ける
というもの。
大事なポイントだと思う。
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