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2015年4月 8日 (水)

[新訳]戦争論/クラウゼヴィッツ

Photo 戦争を、国家にとっての安全で安価で有利な政治の手段とし、兵卒や銃後の暫労を永逸に転じてくれるだろうとの輿望を担うのは、国家の最高戦争指導者である。彼(または彼ら)は、軍勢を動かすと同時に外交も考える。彼(または彼ら)には、単なる陸軍総司令官としての「軍事の天才」を超える「政治の天才」が必要だ。

戦争は目的ではなく手段。

クラウゼヴィッツはこのことを繰り返し言っている。

政治目的を達成するための最終手段が戦争である。

もし戦争を起こしたくないのであれば、戦争のことをよく知ることである。

戦争が起こる前には必ず国同士の利害対立がある。

その対立が交渉によってはどうしても合意に至らない場合、そして一方の国がそれをどうしても自国に有利な方向に持っていきたいと考えたとき、戦争という暴力行為に訴える。

前提は、暴力行為に訴えたら自国は勝てるという見込みがあること。

ある本で「外交とは後ろ手にナイフを隠し持って交渉すること」と書いてあったことを思い出す。

これが外交というものなのだろう。

日本の外交力が昔から弱いのは、この非常なリアリティの上に立てないからかもしれない。

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