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2015年4月 1日 (水)

「孤独」が一流の男をつくる/川北義則

Photo 「孤高」という言葉がある。「他とかけ離れた立ち位置にいる」ことだが、社会とは必ずしも孤立していない。たとえば、作家の永井荷風は孤高の人だった。荷風も一人孤独死した。だが、山の中で死んだ老人とは根本的に違う。荷風は社会から孤立してはいなかった。
 それどころか、毎日のように裸のきれいな女性がいる浅草のストリップ劇場に通っていた。自分のわがまま勝手に社会と交わって生きた。荷風は、孤高だが孤立ではない。

やたらに群れたがる人がいる。

一人でいることが何か社会と孤立しているように考えるのだろうか。

しかし、人間とは所詮は一人でこの世に生を受け、一人で死んでいくもの。

基本的に孤独な存在である。

ましてや、これからは一人暮らしの人が多くなっていく。

一人でいることにもっと積極的な意味を持たせる必要がある。

一人でいても、社会的に孤立していなければ、それはむしろ自由な生き方ではないだろうか。

孤独とどう向き合うか。

それが人間の強さ、豊かさの源といえるのではないだろうか。

これからは「ひとり社会」の時代になる。

いまは家族や友人たちが当たり前のようにそばにいても、いずれ「一人暮らし」のときがくる。

そのときになってうろたえないように、いまから孤独に強くなっておくことが必要かもしれない。

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