« ドキュメント パナソニック人事抗争史/岩瀬達哉 | トップページ | 決断の作法/新将命 »

2015年4月14日 (火)

「見たいテレビ」が今日もない/長谷川豊

Photo 私もテレビの世界を知る人間ですから、「ヤラセはすべてやめろ!」などとは言えません。番組をおもしろくするための演出を仮に「ヤラセ」と言うならば、バラエティ番組はすべてヤラセになってしまいます。考えてもみてください。『ほこ×たて』の撮影を全部ガチンコでやれば、予測とまったく違った結果が出ることがあるのは当然です。それは同時に、見る者にとってまったくおもしろみのないものになってしまいます。

見たいテレビがない。

本当にそう思う。

顧問先にテレビ局がある関係で、その関連番組は見るようにしているが、それがなければ、地上波はほとんど見ないと思う。

なぜそうなってしまうのか。

制作者側の作為が見えてしまっているから。

例えばドキュメンタリーといっても、当然そこにはシナリオがあり、一定の方向に結論付けるために映像が構成されている。

それがミエミエなので、見る気をなくしてしまう。

今問題となっているクローズアップ現代のヤラセ問題も氷山の一角だと思う。

報道番組も客観報道とは程遠いものとなっている。

昔はテレビの影響力は絶大だった。

しかし、今は限定的なものとなっている。

つまり裸の王様状態になってしまっているのである。

まずこのことに当事者自身が気づくことが大事なのではないだろうか。

« ドキュメント パナソニック人事抗争史/岩瀬達哉 | トップページ | 決断の作法/新将命 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「見たいテレビ」が今日もない/長谷川豊:

« ドキュメント パナソニック人事抗争史/岩瀬達哉 | トップページ | 決断の作法/新将命 »