掟破り/原田泳幸
失敗を振り返るとき、戦略が悪かったのか、それとも実行に問題があったのかを考えます。そして、そのほとんどは実行の失敗です。つまり、どんな戦略でも、ほとんどは「○」なのです。
戦略の良し悪しが企業の業績を左右するのではなく、問題は実行力だという。
戦略の決定に時間をかけるよりも、決断した戦略をどのように確実に実行するかに力を注ぐほうが圧倒的に成功の確率は高まる。
つまり、戦略に絶対的なものを求めないで、実行に力を注いだ方が効果的だということ。
ただ実行はそんなに簡単なことではない。
組織として実行するには、各人の役割分担を明確にし、業務プロセスを明確にしなければならない。
実はこれが全く出来ていない企業が多いのが実態である。
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