「質問力」で、仕事は9割うまくいく/秋庭道博
質問をする人に対して、われわれは一見、その人が、
「ものを知らない人」
「話がわからない、理解できない人」
だと思ってしまいがちです。
ですが、本当はその人は、
「自分が、〝何を知らないのか〟を知っている人」
「自分が、〝どこがわからないか〟をわかっている人」
なのです。
仕事ができる人かどうか、それは、どれだけ自分の仕事に問題意識をもって取り組んでいるかということにかかってくる。
問題意識は問いかけにつながる。
他に対しての問いかけもあるし、自分に対する問いかけもある。
それが他に対する質問や、自分に対する質問になる。
そしてその質問を発することによって新たな問題意識が生まれる。
つまり質問をするということは、仕事をうまく回すためのツールの一つと考えてもよい。
いずれにしても何の質問もないということは、何の問題意識も持っていないということと同意語だといってもよい。
質問がないということが最大の問題だということではないだろうか。
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