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2015年5月31日 (日)

日本人とユダヤ人/イザヤ・ベンダサン

Photo 日本民族は、何の苦労もなく育ってきた秀才のおぼっちゃんである。といえば、多くの日本人から、ごうごうたる反論がまき起るであろう。しかしその反論の一つ一つを検討すれば、おぼっちゃんほど、自分も人並みの苦労はしたと言いたがるそれと同じなのである──少なくともユダヤ人の目には。

もう40年以上前に出版された本だが、再読したくなって読んでみた。

著者はイザヤ・ベンダサンとなっているが、本当は山本七平だったということが定説になっている。

この本で有名になったのは「日本人は水と安全はタダだと思っている」という言葉。

確かに、今の国会での集団的自衛権の討論を聞いていると、頷ける部分が多い。

特に「巻き込まれ論」を聞いていると、その根底に「安全はタダで買える」という意識が根底にあるように感じる。

当然のことだが、安全はタダでは買えない。

犠牲が伴うこともある。

これは当たり前のことなのだが、これが当たり前のことと受け止められないところに日本の特殊性がある。

日本人は本書が書かれた40年前と全く変わっていないということであろう。

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