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2015年5月21日 (木)

自分の中に毒を持て/岡本太郎

Photo 人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。
 人生に挑み、ほんとうに生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれかわって運命をひらくのだ。それには心身とも無一物、無条件でなければならない。捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋にふくらんでくる。

この本、刺激的な言葉であふれている。

岡本太郎という名前を聞いて思い出すのは、まずあのギョロリとした目、そして大阪万博の太陽の塔。

決して常識人ではない。

岡本太郎は劇薬である。

唯一無二の存在。

誰もマネができない。

瞬間瞬間に生きた人というイメージ。

そして底知れぬエネルギーを感じる。

それはそのまま、戦後から高度成長期へと至る、あの時代のエネルギーなのだろう。

こんな人が今の日本にはいなくなってしまった。

それはそのまま今の日本を象徴しているのではないだろうか。

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