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2015年5月17日 (日)

吉田松陰(1)/山岡荘八

Photo わしの育て方は、子供をあらぬ深田に落ちこませたり、深い淵に溺れさせたり、断崖から顚落させたりしないための用意なのだ。誤ってはならぬことを体に覚えこませておく……これだけ充分にしてあれば、あとは人それぞれの器量次第……思うまま勝手に歩いて見よというのはその後のことだ。

吉田松陰は幼少から玉木文之進の厳しい教育を受けた。

周囲からは「度を超えた詰め込み教育」という批判を受ける。

これは日本が「ゆとり教育」を始めたときの議論と似ている。

当時、「詰め込み教育」への批判が噴出していた。

詰め込みは子供たちの個性や創造性を失わせるという人もいた。

しかし、はっきり言ってゆとり教育は失敗だった。

それによって子供たちの学力は低下した。

その損失は計り知れない。

徹底した詰め込み教育を施された松陰はどうだろうか。

実に個性的であり、また創造性にあふれた人物として成長していった。

この一事からも詰め込み教育への批判は間違いであることは明らかではなかろうか。

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