「ウェイ」のある強い経営/野口吉昭
ウェイのある企業には「いい空気」があり、その空気は「仕組み」によってつくられている。
ウェイとは、その企業らしい人や組織の動き方・動かし方、
一言でいえば「らしさ」だと言える。
企業の経営資源は「人」「モノ」「カネ」「情報」と言われているが、
ウェイは第5の経営資源である。
ここからその企業らしい商品やサービスが生まれる。
この5番目の経営資源こそ、人が構成するチーム・組織の個性であり、ゆるぎない、光り輝く「その企業らしさ」である。
逆に言えば、らしさのない企業は価格競争に巻き込まれる。
そうなってしまっては、特に中小企業は生き残れない。
中小企業ほど「ウェイ」に取り組む必要があるのではないだろうか。
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