「世界標準」の仕事術/キャメル・ヤマモト
リーダーシップをとって仕事を進められる人がグローバル人材です。グローバル人材は、どんな立場でも、必ずリーダーシップをとります。
グローバル人材を多くの企業が求めている。
グローバル人材に求められる要素の第一がリーダーシップである。
なぜかと言えば、グローバル人材が手掛ける仕事は、必ず多様な人々をまきこむ必要があるから。
また、多様な人の力をうまく活用しなくてはできないような仕事ばかりだから。
そういう状況では、自分1人でいくら仕事ができても通用しない。
どうやって、他の人、それも日本人に限らない多様な人々を動かせるか、そこが鍵になる。
また先端的なグローバル企業は、分散型リーダーシップという方向に向かっている。
これは、チームのメンバーもグローバル人材である限り、何か強味や専門性をもっていて、その分野ではその人がリーダーシップをとるという意味。
メンバーもリーダーと対等の立場で、知恵を出して、汗を流す。
だから、縦横斜め、すべての人に、なにがしかのリーダーシップが求められるということ。
リーダーシップとはまさに人を動かす力である。
グローバル人材というとまず頭に浮かぶのが英語力だが、むしろ、それより大事なのはリーダーシップだということをしっかりと認識する必要かあるだろう。
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