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2015年6月 7日 (日)

日本的革命の哲学/山本七平

Photo まずわれわれには、「法律問題になるのを嫌う」という伝統が厳然とある。極端な言い方をすれば、「法よりも示談」の世界、「法規よりも談合」の世界なのである。ある皮肉屋が「談合批判キャンペーンをやっている新聞記者もおそらく記者クラブで記事について談合しているであろうな」と言っていたがこれが日本の伝統であろう。

この指摘、非常に面白い。

確かに日本社会は法律よりも話し合いの世界である。

争い事があっても「法廷で白黒つける」となるのはごく稀なこと。

ほとんどは話し合いでお互い落としどころを探し、合意する。

このような伝統があるので、どんなに国が弁護士を増やしても訴訟はそれほど増えない。

よって、喰えない弁護士が増えることになる。

私の地元山口には「談合峠」という峠が山陽小野田市にある。

このこと一つをとっても、昔の人は談合を決して悪いこととは思っていなかったということをあらわしている。

そしてそれはいい意味でも悪い意味でも「日本らしさ」なのではないだろうか。

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