未来のことは未来の私にまかせよう/黒木奈々
海外総支局のIさんから先日メールがきて、うれしくて返信したら、すぐまたメールが返ってきた。
「悲観は感情の問題だけれど、楽観は意志の問題なのだから」
という言葉を送ってくれた。
フランスの哲学者アランの言葉。
人は状況に左右されて悲観的になるが、その中でも常に楽観を貫くには意志の力が問われる。
本書は女性キャスターの闘病記である。
31歳でガンを宣告され、闘病生活にはいる。
彼女を支えたのは、周囲の励ましと言葉だったという。
「悲観は感情の問題だけれど、楽観は意志の問題」という言葉。
ハッとさせられた。
確かに楽観は意志の問題と言える。
楽観的になれば病気の回復も早くなる。
仕事も楽観的になればうまくいくことが多い。
そして楽観は生来のものではなく意志の問題だという。
楽観的な自分は自分で創り上げるものだといえよう。
そしてそれは自分の未来を創ること。
そして人生を創ることなのだろう。
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