(日本人)/橘玲
いつまでたっても変わらないのは、変わらないことに合理的な理由があるからだ。
日本人について書かれた本だが、むしろ印象に残ったのは、上記のフレーズ。
ナルホドと思わされた。
確かに「変わらなければ」という言葉は様々な場面で頻繁に使われる。
にも関わらず、「変われない」という現実がある。
例えば公務員改革。
あれほど声高に叫ばれておりながら、何年たっても、政権が変わっても、様々な策を講じても、結局変わらない。
何故なのか?
おそらくそれは今の公務員の制度を日本社会が必要としている「何か」があるからに他ならない。
そしてそのことに合理性があるから。
こう考えるべきだ。
物事は様々な角度で見なければその本質は見えてこない。
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