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2015年8月23日 (日)

リーダーにカリスマ性はいらない/赤井誠

Photo だからこそ、リーダーはイシューからはじめてはいけないのである。そうではなく、目の前の小さなトラブルを数多く解決し、まずは短期間で目に見える成果を出す。
 そうすれば、その成果を社内・社外のステークホルダー(利害関係者)にアピールし、彼らの信頼を獲得できる。
 これこそがリーダーがまず最初にやるべき仕事なのだ。

「リーダーはイシューからはじめてはいけない」

多くの本は、これとは逆のことが書かれている。

つまり、リーダーはまずイシュー(本質的問題)をつかみ、これを解決すべきだ、と。

でもよくよく考えてみると、著者のいうことにも一理あることに気づかされた。

例えば新任リーダーがあるプロジェクトのリーダーとして立たされたとき、大事なことは経営者や部下からの信頼である。

では部下からの信頼を得るためにはどうすればよいのか?

それは結果を出すことである。

なんだかんだ言っても、ビジネスは結果である。

だからこそ、「与えられた環境のなかでいかに確実に成果を出していけるか」がリーダーに求められる。

解決にコストや時間がかかるイシューばかりを追いかけていては、いつまで経ってもなかなか目に見える成果を上げることができない。

こういうリーダーは、部下からも評価されない。

だから、結果を出しやすい小さな難易度の低い問題から手を付けるべきだというのである。

リーダーとして結果を出してきた著者ならではの視点である。

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