相手の気持ちをきちんと〈聞く〉技術/平木典子
人は育った環境、時代背景などによってつくられた枠組みで言葉を使い、理解します。
相手の話を聞くことは思いのほか難しい。
それは、人それぞれ、自分の枠組みの中で言葉を使い、理解するから。
そのため、言ったつもり、伝えたつもり、が起こる。
さらに「きく」には、「聞く」「聴く」「訊く」の三種類がある。
一つ目の「聞く」は、音が耳に入ってくる、聞こえるという意味。
二つ目の「聴く」は、相手の感じていること、伝えたいことを理解しようと耳を傾けること。
「聴」という漢字には「心」という文字が入っている。
「聴く」とは心を込めてきくこと。
いわば、「聞く」は受動的で、「聴く」は能動的。
三つ目の「訊く」は、知りたいこと、質問したいことを尋ねること。
「聴く」を目指したいのだが、そのレベルは非常に高いのが現実である。
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