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2015年8月 3日 (月)

サムスンで働いてわかった韓国エリートの仕事術/水田尊久

Photo そもそもサムスンには、技術者といっても技術が好きだという人が少ないように感じます。技術は、あくまでサムスンに入って出世するためのツールという位置づけなのかもしれません。技術を深追いすることはなく、「上司から要求される水準をクリアすればよい」とする風潮があります。

技術に対する考え方は、日本と韓国は随分違う。

日本の技術者は技術にこだわりを持っている。

これが良い方向に働くこともあるのだが、一方、それは消費者のニーズを無視した過剰品質を生む。

一方、サムスン社員にとって技術はあくまで出世するためのツール。

つまり一定水準を満たせばよい、となる。

これはサムスンに限ったことではなく、韓国の過去の歴史において、技術者が尊ばれたことは一度もない、ということ。

これがマーケティングでは有利に働くことがある。

例えば、途上国では、それほどの高品質な商品は求められない。

それより、手ごろな価格で、それなりに使える商品、これが求められる。

サムスンはこれによって成長した。

しかし、今後はどうだろうか。

商品のコモディテー化が進んだあと、今度は「特注」や「自分仕様」つまりカスタマイズが求められるようになる。

こうなってくると、技術に対するこだわりが強みを発揮するようになるだろう。

すると、これまでの強みが弱みに、弱みが強みになる。

こう考えると、サムスンが今後、苦戦するであろうことは当然のこと、と言えるのかもしれない。

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