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2015年9月17日 (木)

ひきこもり500人のドアを開けた!/宮淑子

500 家族療法の治療で一番大切な点は、症状を持っている本人だけが悪いのではなくて、家族全員にそれぞれ責任があることを、たがいに心から認め合うことである。そして、そこに辿り着いて初めて、家族の「心底からの変化」が始まるのだが、そこまで持って行くために、水野は面接を繰り返すのである。

今、引きこもりは社会的な問題となっている。

この場合、どうしてもその原因を探りたくなるものだが、原因究明は必ずしも良い方向に向かわない。

なぜなら、このような問題の原因は、様々なことが複雑に絡み合っており、一つだけに集約することが難しいから。

そして、これをやろうとすると、どうしても犯人捜しになってしまうから。

犯人捜しは必ず「自分は悪くない」「悪いのは相手」ということになり、家族の人間関係は益々悪化する。

これが引きこもっている本人にも影響し、状況は益々悪化する。

自分は正しい、間違っているのは相手だと、相手を責めてきた家族同士の、その絡んだ糸を解いていくのはそう簡単ではない。

この問題、専門家の介入がどうしても必要なのではないだろうか。

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