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2015年9月15日 (火)

一生食っていくための「士業」の営業術/原尚美

Photo オオカミやライオンという「儲けてナンボ」の異業種に豊かな牧草地帯の存在を気づかれていないうちは、柵の外に出て「おいしい牧草」を食べることもできていました。しかし今や、オオカミやライオンが柵のすぐ外にまで迫っていて、一歩でも外に出ようものなら襲われてしまう。仕方なく、柵の中で牧草を食べるしかない……。
 品種改良したり、新しく種をまいたりという努力をせず、柵の中の牧草を食べているうちに、次第に牧草は生えてこなくなる。豊かな牧草が生えてこないと嘆いている。
 ……今、士業はこのような状況に置かれていると思うのです。

士業とは、弁護士、税理士、司法書士、社労士など、「士」が名称の最後につく資格のこと。

過去、これらの資格さえとれば、一生安泰という時代があった。

特に弁護士などはそうだと思う。

ところが、今は国家資格では最難関と言われる弁護士さえも、食っていけない人たちが増えてきている。

いわゆる「資格はとったんだけれども・・・」といった状態。

私は社労士という資格を所持しているが、確かに私の周りの同業者を見ていても、開業したもののうまくいかず、食うや食わずの生活を余技なくされている人は多い。

幸い私自身は現在お金に困ってはいない。

なぜかというと、私がやっている仕事で、社労士の資格がなければできない、いわゆる独占業務に属する仕事は絶対の1割にも満たないから。

大部分は、別に社労士の資格がなくてもできる仕事をやっている。

つまり、上記の例で言えば、「柵の外」で最初から勝負している。

だから将来、仮に社労士の独占業務がなくなったとしても全く困らない。

今や士業は淘汰の時代を迎えたといって過言ではないだろう。

私個人としては面白い時代がやっていきたと思っている。

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