リーダーのための「レジリエンス」入門/久世浩司
レジリエンスの高い人は、
・自分の強みは何かを把握している
・自分の強みを平時から磨いている
・自分の強みを有事に活かすことができる
という点に特徴があります。
レジリエンスとは、「逆境や困難、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセスと」定義づけられる。
いわゆる「折れない心」といえる。
ただ、「折れない」というのは、鉄のような強靭さではなく、竹のようなしなやかさ、である。
復元力といってもよいかもしれない。
たとえば、だれもが失敗して落ち込むことはある。
しかし、落ち込んだままでなく、すぐにその状態から立ち直ることができる、ということ。
そのためには、「自分の強みを把握し、磨き、活かす」ことが必要とのこと。
第一歩は「自分の強みを把握する」ことだが、どうすれば自分の強みを把握することができるのか?
心理テストを受けることも一つの方法ではあるが、そうしなくても自分の過去の体験から知ることもでき、とある。
自分の強みは、人生における「どん底」ともいえる逆境体験を乗り越えたときに発揮されていることが多い。
つまり、自分の過去を振り返って、自分がどん底のとき、何をきっかけに立ち直ったのか?
それをしっかりと把握することである。
さて、私の場合、何だろう?
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