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2015年11月25日 (水)

日本人の歴史観/岡崎久彦、北岡伸一、坂本多加雄

Photo 田中にしても宇垣にしても、まだ国家というものを考えていた点で上等ですが、次には組織のことしか考えない人間が出てきて、最後は自分のことしか考えない人間になる。明治と昭和の指導者の違いということがよく議論されますが、戦後の大きな欠点というのは国益という言葉を使わなくなったことです。

国益という言葉を聞くと、何か戦前の日本に戻るような印象を持つ人がいる。

いわゆる「先祖返り」ではないかと。

しかし、そもそも日本国民であれば日本の国益を第一に考えるのは当たり前のこと。

戦後は、国益がないから省益、会社益、地方益、私益などというのがまかり通るようになった。

国益ではなく組織や個人の利害が中心になるので、様々な問題が起こる。

今の沖縄の辺野古問題も、国益という考えがあれば、あれほどもめないはずだ。

原発問題しかり、安保問題しかりである。

いちばん困るのは、それによって情勢判断が曇ってくることではないだろうか。

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