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2015年12月11日 (金)

段取り力/齋藤孝

Photo 清水はマッサージを受けるとき、「そこの筋繊維の隣の裏側」などというリクエストの仕方をするそうだ。なぜそこまで知覚できたかというと、問題意識があるからだ。なおかつ、知覚するだけなら一瞬のあの感覚かなあと思う選手はいるかもしれないが、清水はそれを練習メニューにまで高めていく。そこを強調した練習メニューをやることによって、その知覚が鮮明になり、技になっていくということだ。

上記はスピードスケート金メダリスト、清水選手のエピソード。

清水選手と言えば、あの丸太のような太ももが印象的だが、それは普段から筋繊維を意識してトレーニングしてきた結果なのだという。

同じ筋力トレーニングをするのでも、使うための筋肉を意識してトレーニングするのと、とりあえずそのあたりの筋肉を鍛えてみる、というのとでは、最終的に使う段になったとき、大きな違いが出てくる。

清水選手は一つ一つの筋繊維を意識してトレーニングをするという。

素人考えで、そんなことが可能なのかと思うのだが、そこに意識を集中するならいくらでも筋繊維一つ一つを鍛錬することができるのだというのである。

そして一度鍛えれば筋繊維が太くなるので知覚しやすくなる。

それがどんどん積み重なって、更に感覚が研ぎ澄まされる。

この循環が優れた競技能力を作り上げるというのである。

人間の能力にはまだ未開の部分が多く残されているということであろう。

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