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2015年12月 4日 (金)

無印良品の、人の育て方/松井忠三

Photo 無印良品では人材育成をしていません。「人間育成」をしています。それも全社を挙げて「人を育てよう」というコンセンサスがあるので、本気度が違います。
 私はそもそも、社員は資源ではなく、資本だと考えています。

社員は資源ではなく資本というとらえ方。

社員をどう見るかという視点でこれは重要だ。

資源であれば、それはずっと会社のものだが、資本ということになれば、場合によっては逃げてゆく。

たとえていうならば、資源には足がついていないが、資本には足がついていて自由に動き回ることができる、ということ。

社員は会社のものだと考えていたら、社員には足がついているので、逃げていったということはいくらでもある。

また「人材」と呼ぶのも問題があるという。

「人材」と書くと、単なる材料のように感じられる。

企業の金儲けのために使えるだけ使い、消耗しきったら取り替える。

社員を資源であると考えていたら、そうなってしまう。

しかし、社員は資本であるなら、事業をするのに必要な源泉だということになる。

大事に育て、守っていくしかない。

確かに社員は社長の所有物ではないし、さらにいうなら部下は上司の私有財産ではない。

これを勘違いしている人は結構いるはず。

だから残業続きで働かせたり、部下の気持ちを無視して理不尽な仕事を押し付けたりする。

まずこの意識から変えていくのが重要なのだろう。

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