プレイフル・シンキング/上田信行
プレイフルな状態を生み出すための思考法が「プレイフル・シンキング」である。前向きでエネルギッシュな人も、うしろ向きで臆病な人も、このような思考法を身につければ、誰でもプレイフルになれる。
プレイフルとは、物事に対してワクワクドキドキする心の状態のことをいう。
どんな状況であっても、自分とその場にいる人やモノを最大限に活かして、新しい意味を創り出そうとする姿勢だといえる。
自分の行動や考え方を多角的に眺め、状況に応じて自らをコントロールすることができれば、仕事をより楽しく、豊かにすることができる。
さらに、憧れは自分ひとりで実現するものではなく、他者とのかかわりにおいて実現されるものである。
こうした考え方が、本書のタイトルである「プレイフル・シンキング」という概念の柱になっている。
今は変化の激しい時代である。
このような時代では、創造的な思考が求められる。
なぜなら、同じようなことをしていても、それはすぐに陳腐化してしまうから。
ということは、より創造性を発揮できるような働き方が求められる。
仕事はつらく厳しいものというのはある一面だが、それだけだと限界がある。
厳しい中にも「楽しい」「ワクワクする」という要素を加えてゆかないと、創造的な発想は出てこない。
今、多くの現場で、働き方の変革が求められているのではないだろうか。
« 社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方/佐藤達郎 | トップページ | 「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人へ/和田秀樹 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
« 社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方/佐藤達郎 | トップページ | 「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人へ/和田秀樹 »
コメント