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2016年1月 9日 (土)

大前研一 日本の論点2015~16

201516 『企業参謀』はビジネスのことを知らない人間がどうやってビジネスを学んだかを書いた入門書だ。それがどういうわけか、経営者のマインドに刺さって大ヒットになった。後にマグロウヒル社から出た英語版『ストラテジックマインド』は世界中の言語に翻訳され、フィナンシャル・タイムズの「孫子の兵法以来の五〇冊の経営書」にも選ばれている。
 『企業参謀』が売れたおかげで、マッキンゼー東京事務所に次々と仕事が舞い込むようになった。しかも「大前さんにお願いします」という名指しの依頼ばかりだった。

大前研一氏は日本のコンサルタントの草分け的な存在である。

当時はマッキンゼーと言っても、誰も知らなかった。

それを一気にメジャーな存在にしたのは、『企業参謀』が大ヒットしたからに他ならない。

しかも、時代は日本経済が一番活力のあった時代。

石油危機や円高に見舞われても、日本企業はイノベーションや世界化で乗り越えようとする気概に溢れていた。

松下幸之助や本田宗一郎のような戦後第一世代の経営者が最前線で踏ん張っていた。

盛田昭夫や稲盛和夫といった第二世代も力をつけていた。

多くの企業が先を争って海外に出ていった時期でもある。

そんな時代の後押しもあって、『企業参謀』の著者であった大前氏に相談がどんどん舞い込んだのだという。

一言で言えば、運が良かったということ。

事実、大前氏本人もラッキーだったと言っている。

どの成功者にもこんな話が必ずある。

運も実力の内ということであろうか。

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