成功社長がやっていた、たった10個の習慣/冨永英里
私はいつも「美空ひばり型経営」から「AKB型経営」へと変革できるかがカギだ、とお話しています。ひとことで言えば、「スターは誰か?」ということ。
「美空ひばり型経営」ではスターは言うまでもなく社長。社長には圧倒的な能力、リーダーシップ、カリスマ性が必要でした。しかし現在、そのスターは社員へとシフトしています。
『「美空ひばり型経営」から「AKB型経営」へ』
これは多くの中小企業の課題ではないだろうか。
多くの場合、中小企業の創業経営者は強力なリーダーシップがあり、カリスマ性がある。
創業時はそれだけのパワーがなければ、うまくいかないというのは事実であろう。
しかし、どんなに優秀な社長もやがては限界がくる。
特に現代のような変化の激しい時代では、その限界の来るのが早くなってきているような気がする。
あれだけ冴えていたカンにも陰りが出てくる。
でもそんなこと、社員は言えない。
結果、社長は『裸の王様』状態になる。
やがて会社の経営もおかしくなる。
多くの中小企業がそんな状態になっているのではないだろうか。
顧客に一番近い位置にいるのは、社長ではなく、現場の社員である。
いかに経営の主体を社長から社員にシフトさせていくか?
多くの中小企業の課題なのではないだろうか。
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