仕事がデキる人がやっている60秒ルール/西村克己
言い出しっぺを担当者にしないというルールは、アイデア出しには不可欠なルールです。なおその会社では、アイデアを出した人が自主的に担当者に名乗り出るのはかまわないそうです。乗り出るのであれば、やらされ感ではなく、使命感が芽生えるでしょう。
言いだしっぺが担当者になるというルールは多くの会社にある。
これは一見、合理的に見える。
提案した者が責任者として実施する。
当然なことのようにも思える。
ところが、ほとんどの場合、これは逆効果になる。
もし会議を活性化させたいなら、提案する者と実施責任者は別にすべきである。
それをルール化すべきである。
リーダーは、こんな微妙な心理のあやが人の行動を方向付けるということは、はっきりと認識する必要があるのではないだろうか。
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