「時間がない!」を卒業する200のアイデア/マイケル・ヘッペル
『ザ・ホワイトハウス』チームのミーティングは、こうだ。
●誰も座らない。そう、みんな立ったまま──なんて素晴らしい!
●各自の意見を手短に(15秒以内で)発表する。
●決断に至るまでの議論は30秒。
●決断する(あるいは、大統領が決断を下す)。
●デスクへ戻りながら、各自が決定事項を即座に行動に移す。
ミーティング時間は締めて5分間。最高だ!
「時間がない」「忙しい」、この言葉、働く人の口ぐせのようなものである。
事実であるかもしれないが、仕事の出来ない社員ほど、この言葉が頻繁に出てくる。
時間がないんだったら時間を作ればよいのだが、ムダな時間を費やしている最たるものが会議である。
その意味で上記の「『ザ・ホワイトハウス』チームのミーティング」は参考になるのではないだろうか。
『ザ・ホワイトハウス』とは、アメリカの人気テレビドラマ『ザ・ホワイトハウス』のこと。
あのホワイトハウスの西棟を舞台に、国家運営とはいかなるものかを描きだす。
各エピソードで、大統領は配下の補佐官や専門家、部長やアシスタントとともに迅速に決断を下し、猛烈なスピードで計画を実行する。
もちろん、アメリカの最高の知性の集まった集団での出来事なので、そのままというわけにはいかないが、マネできるところはマネしてもよいのではないだろうか。
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