« フェルドマン式知的生産術/ロバート・アラン・フェルドマン | トップページ | グローバルエリートの仕事作法/梅澤高明 »

2016年2月22日 (月)

無印良品の「あれ」は決して安くないのになぜ飛ぶように売れるのか?/江上隆夫

Photo 無印良品はコンセプトがすごい。
 コンセプトをつくる力、使う力がすごいのです。

「これがいい」ではなく「これでいい」

この短いセンテンスの中に無印良品のコンセプトが集約されている。

たった一文字の違いだが、この「で」は、私たちの消費社会に対する高度な批評になっているばかりでなく、無印良品が設立以来、突き詰めてきたコンセプトのエッセンスが示されている。

無印良品が目指しているのは「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感をお客さまに持っていただくこと。

つまり「が」ではなく「で」なのだと。

しかしながら「で」にもレベルがある。

無印良品はこの「で」のレベルをできるだけ高い水準に掲げることを目指している、というのである。

これが無印良品の立ち位置なのである。

ただ、無印良品は別格として、大きな流れを客観的に見て、自分たちがどのように進むべきか、そのコンセプトと戦略をつくる、ということが私たち日本人は苦手である。

しかし、今の現状を見るにつけ、苦手だからといっておれないような気がする。

そろそろ、苦手科目の克服に取り組むべき時だろう。

« フェルドマン式知的生産術/ロバート・アラン・フェルドマン | トップページ | グローバルエリートの仕事作法/梅澤高明 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« フェルドマン式知的生産術/ロバート・アラン・フェルドマン | トップページ | グローバルエリートの仕事作法/梅澤高明 »