世界が一瞬で変わる潜在意識の使い方/石山喜章
人間関係をつくる基本は、自分のマインドームを理解することです。
己の潜在意識を観察して、どんなパターンが多いのか自覚し、その背景にある判断基準とアイデンティティーがわかれば、関係性を変化させる糸口は必ず見つかるのです。
「マインドーム」という言葉。
これが本書のキーワードと言ってよい。
「マインドーム」とは、「マインド(心)」と「ホーム(家)」を合わせた観術の造語で、人間がそれぞれ持っている「判断基準」を指す。
マインドーム(心の家)によって、私たちは自分の考えや感情、言葉や行動、誰とどういった関係を築くかを判断している。
そして、マインドームは人生の範囲を決める基準点であると同時に、コミュニケーションの出発点かつ終着点でもある、というのである。
なんとなく、分かったような分からないような感じなのだが、潜在意識の分野は、このくらい、未開の部分が多いということであろう。
また、それだけに、今後最も可能性のかる分野の一つであるとも言えるのではないだろうか。
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