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2016年3月31日 (木)

悪韓論VS悪日論/井上和彦、金慶珠

Photo 仮に、当時の日本軍の公式文書に証拠がなかったとしても、そのことイコール軍の強制がなかったことには直結しません。敗戦当時、軍事やインテリジェンスに関する文書はほとんど焼き払われ、その証拠が隠滅された可能性も否定できません。

井上 それでは話にならない。きっちりとした証拠もないのに、どうやって軍の関与を認めろというのですか。戦時中に「慰安婦」が存在したことは事実ですが、軍が主体的に慰安婦徴用に関与した事実はありません。

日本と韓国の間には多くの問題が横たわっている。

従軍慰安婦、竹島、靖国、戦時徴用工・・・等々。

本書では、井上和彦、金慶珠という日韓両国の論客が議論を戦わしているが、全くかみ合っていない。

日本人である私の目には、金氏の発言に一貫性がなく、詭弁やすり替えが多いように映るのだが、韓国人が見れば、これはまた違って見えるのであろう。

「話せばわかる」とよく言うが、逆に「話してもわからない」ことがあるという事実を認める必要があるのではないだろうか。

そのくらい、両国の隔たりは大きい。

相手に対しての過大な期待は、やがて妄想となり、失望、絶望となる。

「分かり合えない」という事実を出発点として、「では、お互い、何をすべきか」という、超現実主義に立った付き合い方をするのがベストではないだろうか。

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